<h1>EFB (Electronic Flight Bag) iPadホルダー FatGecko </h1>

EFB (Electronic Flight Bag)

皆様も映画やドラマなどで見る機会も多いでしょうがエアラインのパイロットは皆フライト・バッグと呼ばれる黒い鞄を持ち歩いています。

さてこのバッグの中身はというと、乗務する便の飛行経路の航空図や、フライトの内容・飛行時間などを記録するログブック、身体検査証など各種証明書、マニュアルなど様々な種類の書類が入っています。

特にチャートと呼ばれる航空図は常に最新のものを、操縦桿や壁面、窓際に留めておき、いつでも見ることの出来るようにしているようです。

このように、飛行機を飛ばすには実際には多くの書類が必要なわけですが、その書類を電子化するのがEFB「電子化フライトバッグ」ということです。 紙に書かれている情報をデジタル・データとしてコンピュータに取り込み、PC画面で必要な情報を見ることが出来るようになります。

米連邦航空局(FAA : Federal Aviation Administration)の規定によると、EFBには以下のように3種類あります。

Class 1 : 機体に固定しない形のポータブル型PC
離着陸時と、高度10,000ft以下では使用が禁じられている。機体とのデータ交換はできないスタンドアロン型。その代わり、耐空性の承認は必要とされない。

Class 2 : 機体に固定する形のポータブル型PC
利用可能な場面に関する制約はなく、常に使用可能。機体に固定設置するため、機体側とのデータ交換が可能。耐空性の承認や電磁波干渉に関する検証試験が必要になる。

Class 3 : 機体に組み込んだ形
利用可能な場面に関する制約はなく、常に使用可能。機体に最初から組み込まれていて、機体側とのデータ交換が可能。耐空性の承認や電磁波干渉に関する検証試験が必要になる。

大手航空会社ではすでにボーイング777型機の一部や787にクラス3のEFBを導入しています。このEFBでは、電子マニュアルの閲覧や各種性能計算、空港の地図を見ることはできますが、パイロットがさらに必要とする機能を後から加えるのは難しいとのこと。 こういった要望に対応するには、 Class 1やClass 2で使用されることの多い市販PCやタブレットの採用がコストも含めて有効です。Microsoft SurfaceやiPadなどはEFBを目的として実際に使用されています。 特にiPadは、FAAの承認が下りて電波干渉や急減圧に対する性能が証明されている端末で、機体メーカーのエアバスやボーイングがアプリを開発しているのもiPadならではの特徴です。

さて、タブレットのコックピットへの取り付けには吸盤を使ってガラス面に固定する方法が簡単で安全です。 Delkin FarGeckoシリーズの中でも強力な特許取得済みのデュアルマウント DDFG-SCTN あるいは吸盤3個を使ったトリプルマウント DDFG-TRIPLE また、iPad用ホルダー DDMNT-UTAB1 をご検討ください。FatGeckoであればタブレットをしっかり固定し、長時間のフライトでも安心してご使用していただけます。 また、タブレットの向きや位置は簡単に動かすことが出来ますので、理想的な位置に設定することが出来ます。