わかりやすいUHS-I 速度の違い

SDカードはテクノロジーの進化とともに書き込み・読出しみ速度もUHS-I、UHS-IIの登場により飛躍的に高速化が進みました。 UHS-I SDカード スピードクラス1、スピードクラス3、更にはUHS-II SDカードの登場によりまた、新たなステージへと進化しています。 短期間に様々な規格のSDカードがリリースされる中、ユーザーもそれらの違いを理解して賢い選択する必要がでてきています。Delkinの製品を例にしてどんな違いがあるのか見てみましょう。



Delkin SDカード
Delkin社のSDカードから一部の機種をピックアップして一覧表にまとめてみました。 UHS-IIが2種類、UHS-Iが2種類の計4種類のSDカードを比較してみます。
が、その前にパッと見て気づくのはSDカード裏面のピンがUHS-IIとそれ以外では異なっていることです。 SDカード、UHS-I SDカードがピン数9本に対し、UHS-II SDカードは8本増えて計17本になっています。これは素人目にも一大事ということがわかります。 これについて詳しくは後で述べるようにします。

SDカードの性能とは基本的にデータの書込み速度、読出し速度のことです。書込み速度の性能差はカメラでの撮影の際に顕著に表れます。 高性能カメラに見合ったデータ転送速度を持つSDカードを選択することが大変重要になってきています。
また、データの読出し速度も大変重要です。 画像のバックアップ、編集のためのPCへのデータ転送などにかかる時間は思いのほか長時間になるものです。 編集をしたことがある人ならば誰でもイライラし苦労されたことがあるかと思います。



Delkin SDカード ラインナップ
型番DDSDUHS 2128GBDDSD 19001HVDDSD266 128GB
インターフェイスUHS-IIUHS-IIUHS-I

スピードクラス

ビデオV90V60 
UHSU3U1
SDClass 10
読出し速度(max)280MB/s285MB/s40MB/s
書込み速度(max)250MB/s100MB/s20MB/s
表面
裏面
動作温度-25℃ 〜 85℃-25℃ 〜 70℃



UHS-I/ UHS-II SDカードについて

UHS-Iは2010年に発表された規格で、Ultra High Speedの略語です。 技術的には簡単に言えばバスクロックを上げて転送速度を向上させた規格で、その最低速度を保証するのがUHSスピードクラスということです。
一方、UHS-IIは 冒頭にも述べたように端子が8本増やされて2列構成になっています。この「違い」とは外観こそSDカードですが電気的にも技術的にも全く異なる製品であることを意味するものです。 
信号電圧は従来の 1.8 V から UHS-II では 0.4 V と低電圧化され、データ伝送方式も同期クロック 208 MHz (UHS-I SDR-104モード)のパラレル通信だったのに対し、UHS-IIでは1.56 Gbps のシリアル通信 となっています。 UHS-II対応の機器では主にこの8本の端子を使ってデータ転送が行われています。

UHSは理論値ではUHS-I で最大 104MB/秒、UHS-II で最大 312MB/秒のデータ転送が規格化されています。最低限の書込み速度を保証するUHSスピードクラスには、最低保証速度10MB/秒の「UHSスピードクラス1」と最低保証速度30MB/秒の「UHSスピードクラス3」の2種類があります。 UHS-II SDカードを従来の機器で使った場合は、動作モードが自動的に切り替わり従来のSD カードとして動作するようになっています。

更に2017年にはUHS-IIIという規格が出てきておりその速度は624MB/sとなります。


UHS-I/ UHS-II ラベルについて

さて次はSDカード表面に張ってある「ラベル」の見方です。
まず知っていただきたいのはUHS-Iの末尾の「I」はローマ数字の1の意味で、対応しているSDカードにはロゴの横に「I」が表示されているということです。 
同様に、UHS-IIの末尾の「II」はローマ数字の2の意味で、また同じくロゴの横に「II」と表示されます。 

 

UHS-IのスピードクラスはSDロゴの右側の「U」の中に数字で表記されます。
他にも比較的新しいSDカードでは「ビデオスピードクラス」のスピードクラス表示も「V60」「V90」などと記載されています。 ご自身がSDカードを購入する際の目安となります。

SD UHS-I/UHS-II 表記の例


ビデオスピードクラスについて

先に「ビデオスピードクラス」に触れましたが、これは2016年に動画撮影を主目的にSDカードを包括的に網羅した規格として策定された新しい規格です。 「ビデオスピードクラス」では4Kや8Kの高解像度映像の記録を念頭に置いており、6MB/秒から90MB/秒まで5段階の指標が定められています。
UHS-I/II/IIIの規格などは理解がむずかしい部分があるので今後はこの「ビデオスピードクラス」ユーザにとって重要な指標になってくるものと思われます。

ビデオスピードクラス
 

 

SDHC SDXC UHS-I スピードクラス1と スピードクラス3 の性能の違い


2K、4Kビデオ撮影への対応やスローモーション撮影など様々なデジタル動画撮影の高度な要求に対し、SDHC/SDXCカード UHS-Iもスピードクラス1から スピードクラス3へと飛躍的に高速化が進みました。 最低30Mbpsの書込み速度は実用的で特殊な用途でない限りほとんどの場合に必要十分とされるパフォーマンスを発揮します。
さて実際にUHS-Iスピードクラス1とUHS-Iスピードクラス3の性能にどの位の違いがあるのか、分かりやすい動画で解説します。 新世代のSDHC SDXC UHS-Iスピードクラス3 SDカードは圧倒的で安定したな書き込み速度により動画撮影に最高のパフォーマンスを発揮します。

UHS(Ultra High Speed)はSDXC & SDHC製品に適用され、高速バスインターフェースを採用し、最高104 MB/秒の転送能力を持っています。SDHC UHS-IメモリカードとUHS-I対応のカメラの組み合わせでは最高のパフォーマンスを体感することができます。

わかりやすいSDHC UHS-I と class10 の違い